• 暦と道具

    日本には昔から、何かを始めるのに向いた日や、手を入れるとよいとされる区切りの日があります。
    それは未来を言い当てるためのものというより、日々の暮らしにリズムを与えるための知恵だったのではないかと思います。

    財布や鞄は、毎日手に触れる道具です。
    知らず知らずのうちに、その人の使い方や所作、暮らしの癖までも映し出します。
    ふと傷みに目が留まったり、中身を見直したくなったり、扱い方を改めたくなる瞬間が訪れる。
    そうした小さな気づきの積み重ねが、日々の感覚を少しずつ変えていくのだと思います。

    一粒万倍日や、暦の上の区切りの日も、特別な力を求めるためのものではなく、
    道具と向き合うきっかけとして受け取っています。
    使い始める。手入れをする。中身を整える。
    その振る舞いそのものが、これからの時間をどう過ごしたいかを、自分自身に問い直す時間になります。

    Dove & Oliveの革製品は、完成した瞬間よりも、使われていく時間の中で表情を深めていくものです。
    だからこそ、いつから使い始めるか、どんな気持ちで手に取るか。
    その入口を大切にしていただけたらと思っています。

    このページでは、暦にまつわる日々の区切りを、
    暮らしと道具を見つめ直すための、ひとつの手がかりとしてご紹介していきます。
    信じるためではなく、整えるために。
    ご自身の暮らしの中で、必要なところだけを受け取っていただけたらうれしく思います。

    【2026年5月の暦】

    5月3日(日)一粒万倍日
    5月6日(水)一粒万倍日・天赦日
    5月15日(金)一粒万倍日

    新月:5月17日
    満月:5月1日/5月31日

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