イタリアの革
使い込こまれた物って美しいなって思うんです。傷もシミものみ込み、使い込めば使い込むほどに味わい深くなる。私たちが使っている革は、しっかりそのことに答えてくれる素材です。
かつて西洋で生活に広く普及した伝統的な革は、雨にも水にも強いんです。ベージュ以外は濡れてもシミが残りません。
燃やせるということも、とてもありがたい機能性の一つです。
後処理に困る現代の素材よりも、ハイテクなんじゃないかと思えてきます。
先人から知恵の集積、伝統を受け継ぐこと。イタリアの革は私たちが探す答の一つです。