
リュックサックM(SAK)を女性にもちょうどいいサイズに仕上げました。
私自身なで肩なので、リュックを背負うのが好きではなく、リュックの製作をためらっていたのですが、それを解消する構造を見つけたので製作に踏み切ることができました。
ベルトの根元を狭めることで、たすき掛けのような構造となり、肩からずれにくくなるなります。
ある日、たまたま子どものリュックを背負ったときに肩ひもの付け根の幅が狭いことで、ひもが肩からずれないことを発見し、それを大人のリュックに応用できないかと考え、この構造に至りました。
肩ひもの付け根の幅を狭めるほど肩から落ちにくくなりますが、その反面リュックが左右にぶれてしまいます。
試行錯誤した結果、肩から落ちにくく左右にぶれにくい現在の幅に落ち着きました。
横にファスナーが付いているので、上の蓋を開けなくてもリュックの中の物を取り出すことができます。
背中で隠れるポケットが付いているので、お財布やICカードなど大切な物が守られつつ、自分からは取りやすいようにしています。
イタリア製牛革, コットンリネン
W33cm, H41cm, D11cm